12色のメタルケースに21色



自分へのお土産で買ってきたセヌリエの「ハーフパン12色メタルケース」
実を言うと、あまり使って無かったのですが、勿体無いので使うことにしました。
自転車で出掛ける時や、小さなサイズのスケッチに使いたいと考えたのです。
しかし、12色ではチョッと不足なので好きな色を追加する事にしました。



白い板の上に12色乗っているのがオリジナルの中枠です。
 (絵具はオリジナルの色ではなく便宜上並べています)

オリジナルの中枠と同じ大きさにプラ板(下敷きみたいなの)を切って、
クッション入りの両面テープで絵具皿を並べて固定しました。後から色
を入れ替えるなんてことはめったに無いですからね、それに絵具のケー
スもプラ製なので容易に剥がせます。



腕時計と比べると大きさが分ると思いますが、かなりコンパクトで21色は嬉しいです。

溶き皿が少し狭いので、潰れたアルミパレットを鋏で切ってケースにキッチリ収まるようにしました、これなら小サイズのスケッチは大丈夫でしょう・・・散歩・お出かけ用デイパックに何時も入れておきたいと思います。




その後、絵具をを入れ替え、上段2列で14色。下段を横向きに6色の計20色として使っている。実際は異なるメーカーの同じ色がある為17色です。

1色減らすと、あ〜ら不思議!筆の入るスペースが出現(笑)・・・ホルベインの「ツーリスト・ミニ」と言う、軸に穂先が収まるようになっている筆が、ピタリと入るのです。




この欄の写真と記事は2007/04/24に追加

文中に出てくる「ハーフパン」とは・・・・
透明水彩絵具にはチューブ入りと固形の絵の具があります。
固形の絵具は白いプラスチックのパン(鍋の意味)と呼ばれる物に入っています。
左の写真の大きさが「ハーフパン」という大きさです、これの倍の大きさを「Whole pan」ホールパンと言います。W&N(ウィンザー&ニュートン)やマイメリ、ホルベイン等のハーフパンの固形水彩絵具は、単品でバラ売りされています。

2世帯パレットか?


あたしゃー12色もあれば充分サー!と言う方には
関係の無い内容です(笑)

以前スケッチで使っていたパレットがリュックの中で潰れ、その後、丈夫そうなパレットを見付けたのですが、絵具の仕切りが少なかったので (オリジナルは12色用)、潰れたパレットから剥がした絵具皿を1列追加しました。パレットの親指を入れる穴はアルミ板で塞ぎ、その上に接着剤(ホットグルー)で固定してあります・・・



見るとハーフパンが入りそうな隙間が(笑)
かくして、チューブ絵具とハーフパンの2世帯パレットが出来たのでした。



<陰の声>
これなら、潰れたパレットから剥がして絵具皿を追加しなくても、ハーフパンを両面テープで貼り付けるだけでも良かったんじゃないですか?

・・・・・・・・・・・・(^^;






私はマイメリのチューブ絵具が使いたかった訳で、ハーフパンはオマケと言う事で・・・・・・。

03 Feb. 2004


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