特集 ・ 5.6ミリ芯ホルダーの軸をグレードアップ
自分だけのスケッチペンを作る


5.6mm Lead holder/Sketch Pen
5.6o芯ホルダースケッチペン


KOH-I-NOOR/コヒノール
ヨーロッパでは、5.6mmや3.5mmなどの芯ホルダーの種類も多く、最近はネットを通じて購入も可能です。しかし、軸に趣向を凝らした美しい仕上がりの芯ホルダーは結構な値段で、ちょっとね〜、もう少し安いと良いのだが・・・。
興味のある方は「5.6mm芯ホルダー」あるいは
[5.6mm Lead holder]
で画像検索。

調べた方は分かると思いますが、良いなーと思う美しい軸の芯ホルダーは1万円以上する品も珍しくありません。極めつけはモンブランが「スケッチペン」の名で販売している品物です。これは4万円を超えていて、とてもとても手が出ません。

左の写真は、いずれもヨーロッパ製の5.6mm芯ホルダーで、一番安価な種類のものです。


画像の芯ホルダーは、チェコの「KOH-I-NOOR/コヒノール」という1790年創立の歴史ある筆記具メーカーが作っています。この芯ホルダーの中身を利用して、軸を自分だけの物に変えようと思います。

これは、ホルベインも輸入販売しているので、画材店で取り寄せてもらえます。「コイノア 5.6mm芯ホルダー」ショートが683円 ロングが840円、もちろんこのまま使っても良い。と言うかそれが正解ですが(笑

ちなみに、コイノアはコヒノールの英語読み。
KOH-I-NOOR・・・ http://www.koh-i-noor.cz/
 
OHTO
一方、軸として使おうと目論んだのが、OHTO(オート)という日本の文具メーカーが出している「アメリカンテイスト」という商品名で販売されているボールペンです。1本税込525円。勿論これも大変書き味が良くこの品質で500円とは驚きです。なので、このまま使っても良いですよ。余談ですが、このOHTOという会社、1919年創立で国内で初めて実用的なボールペンを売り出した企業です。

丸善などの大きな文房具屋さんで取扱っていると思いますが、どこのお店にあるかは? メーカーに取扱店を問い合わせるか、通販で。メーカーサイトに販売サイトへのリンクバナーあり(左下)

OHTO
・・・ http://www.ohto.co.jp/index.html
メーカーサイト、販売サイト共に、商品名で検索。

 

画像のタイプで説明しますが、他のもだいたい同じです。

このタイプは、メーカーサイトに載っていなかったので、入手については取扱店の在庫しだいでしょう。


丸印部分をバーナーで炙るとプラスチックが柔らかくなるので、内側からドライバー等で押すとノック部分(回転部分)が外れます。


後は、機構部分が入るようにドリルとヤスリで削るだけです。


機構部分の軸に取り付けるための元々のネジは削った方が、新しい軸に入れ易くなります。新しい軸への取付けは、ABボンドで接着します。






必要な工具は、電気ドリルの他は、写真のような物があればOKでしょう。













右下の物は芯削り
 
ココを見て、本当に作る方が何人居るのか分かりませんが(笑)
5.6o芯ホルダーの魅力啓蒙のために、このページを作りました。
 



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